多くの知識を活かして人の役に立つ仕事ができるように、今後も英語の習得に取り組んでいきたいと考えています。
堀部 雅楽 さん (小学5年・英検3級取得)
英語との出会い、初めて英語に触れたきっかけについて教えてください。
シンガポールは、英語・中国語・マレー語・タミル語と公用語が四言語ある多民族国家であり、定住外国人も多いため、基本的なやりとりはほとんどが英語です。
赴任期間は2年間と決まっていたこと、母国語の取得に重要な時期であったことを考慮し、日本人学校に入学しました。
日本人学校では、週3回英語の授業があり、レベル別にネイティブの先生から英語を学びました。
さらに、週1回英語の習い事をすることで、ほぼ毎日英語に触れる環境を整えました。
日本人小学校では、フォニックスを通して、アルファベットの読み方、簡単な単語、歌などで英語を学んでいたため、帰国してマイゴールの体験レッスンを受けて、すぐに受講を決めました。
英検3級受験にあたって、どんな勉強をされていましたか?
4級の試験結果や選択授業を通して、ReadingとWritingが弱いことが分かっていたため、自宅では「でる順パス単」を使い、(単語テストを授業ですると聞いたため)、主に熟語を暗記するようにしました。
2つ以上の動作を行うことで、記憶の定着率が高まるという研究結果があるため、ノートに書き写すこと、声に出して単語・熟語を読むことなど、覚えるときに、意識的に2つ以上の動作をするように声をかけていました。
また、勉強をしてから24時間以内に復習することで記憶の定着率が上がるとも言われています。
そのため、問題集などを新たに追加せず、英検クラスで間違えたところをすぐに復習するように声をかけていました。
将来は、どんなお仕事をしたいですか? まだ具体的に決まっていなければ、何か目標ややりたいこと、頑張りたいことを教えてください。
博物館を訪れた際、現地の小学生と会いました。
お互いに母国語は違うけれども、英語であいさつを交わしたことで、英語の習得によって、より多くの人々と交流をすることができると実感したようです。
本人は、将来薬学部に進み、特に創薬の分野の職業に就きたいと考えているようです。
創薬に興味を持ったのは、シンガポールで友人の父親が創薬の仕事をしていたことがきっかけです。
英語が出来ることで、日本国内だけでなく、世界中の論文を読むことができ、幅広い知識を得ることが可能になります。
多くの知識を活かして、医療の進歩に貢献し、人の役に立つ仕事ができるように、今後も英語の習得に取り組んでいきたいと考えています。